【主訴及び状況】
一昨日の夜に見た夢が以前起こった恐怖体験がフラッシュバックした夢だった。
目覚めたときから胸に詰め物をしたように苦しくて食べ物も喉を通らない。
来院されるまでの数日間、夜は恐怖でほとんど眠れず胸の詰まりがより酷くなり息苦しさもでてきた。

【治療及び経過】
以前のストレスは脳の引き出しの中にしまわれていて普段は表にでることはありません。
しかし、何かの拍子に急に出てくることがあります。
これがトラウマ(心的外傷)と言われています。
ツボの反応を診ていくと心と肝に関連する箇所に異常な熱感があることと、脈診をしてみても強く打っていたので瀉法で気を抜く手法を選択しました。
「コルク栓を抜いた感じで胸が一気に軽くなったわー！」
と面白い表現で喜んでおられました。
計3回来院していただき完治しました。